スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Arthur Russell "Calling Out of Context"

2730773139_4182c0f0ed.jpg

Artist: Arthur Russell
Album: "Calling Out of Context"
Label: Audika
Year: 2004

Tracklist
1.Deer in the Forest Pt.1 (1:35)
2.Platform on the Ocean (8:04)
3.You and Me Both (3:45)
4.Calling Out of Context (5:45)
5.Arm Around You (6:32)
6.That's Us/Wild Combination (6:58)
7.Make 1,2 (2:49)
8.Hop on Down (6:02)
9.Get Around to It (4:58)
10.I Like You! (5:01)
11.You Can Make Me Feel Bad (1:28)
12.Calling All Kids (7:15)

今回はディスコです。…とは言ってもこの人はちょっと特殊ですが。

このアーサー・ラッセルという人はUSはアイオワ生まれのチェリストです。
多数の変名を用いて作品を発表したことでも知られており、特にDinosaur L名義での'Go Bang'やLola名義での'Wax the Van'などが名曲として知られています。

実を言うと、彼はとても複雑な経歴の持ち主のようです。まずはサンフランシスコでインド古典音楽家のアリ・アクバル・カーンの音楽教室へと通い、その後はフィリップ・グラスなどのミニマル系の現代音楽家達と親交を深めていたようです(この頃の音源は"First Thought Best Thought"という作品で聴くことができます)。また、仏教系のコミュニティにも所属していたという情報もあります。

そしてその後80年代に入り、ゲイであった彼はそのコミュニティから発展したディスコ・ムーヴメントへと身を投じるわけですが、そういった経歴も手伝ってかその作品は反復的な構造に加えて不思議な浮遊感を有するものとなりました。

この時期の作品は本名ではあまり発表されなかったようです。
今も膨大な録音の数々が眠っているらしく、92年の死から10年以上経った最近になって、それらの作品が陽の目を見るようになりました。

そのうちの一つであるコレは、彼のディスコ的側面を表すとともに、なんとも柔らかなフォーク感覚を内包しているのです。それは他の作品で見せるチェロの弾き語りなどに通じるもので、彼の音楽的な多彩さを示しているように思います。バブルガムで、夢を見ているかのような、その実覆いきれない悲しみ(=現実)を付きつけられているかのような、なんとも多彩で複雑な世界。

現在我々は彼の作品を多く聴くことができます。これからもまだまだ未発表の作品が出てくるのでしょう。
しかしどれほどの作品が衆目にさらされようとも、彼を理解できる人は一人もいないのかもしれません。



Calling Out of ContextCalling Out of Context
(2004/02/17)
Arthur Russell

商品詳細を見る
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

vuoy

Author:vuoy
音楽好きです。
情報に間違いなどありましたらコメント欄で結構ですので気軽に連絡ください。
Last.fm
twitter

【注意事項】
まれに、当blogの記事をオークションの商品説明に引用またはURL貼付されているページを見ることがあります。
当blogの記事はあくまで個人の感想であり、ミュージシャン本人以外の利益に供する目的はありませんので、商用目的での無断引用/URL貼付はご遠慮願います。
どうしてもという場合には、twitterなどでご相談いただければ検討しますので何卒ご理解いただきますようよろしくお願いします。

アクセスカウンター
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
vuoy's Profile Page
Twitter
検索フォーム
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
音楽
360位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
洋楽
70位
アクセスランキングを見る>>
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。