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Spangle call Lilli line "or"

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Artist: Spangle call Lilli line
Album: "or"
Label: felicity
Year: 2003

Tracklist
01. piano (7:23)
02. rrr (5:32)
03. dism (4:21)
04. B (7:31)
05. nano (6:40)
06. ma (5:58)
07. metro (6:39)
08. carb cola (4:34)
09. ice track (7:40)
10. soto (4:25)

日本のポストロックバンド、SCLLことSpangle call Lilli lineの3rdアルバム。
2nd"nanae"が益子樹によるプロデュースのもと、ポップさと繊細な音響とを巧みに同居させた作品としてヒットしました。今作はそれに続いて発表された作品で、個人的にはかなりの作品を発表した現時点であっても、彼らの最高傑作というのにふさわしい作品ではないかと思います。

繊細なギターアルペジオ、水面のようなサウンドスケープに、そこに落ちて波紋を生じるかのようなピアノ、抑制の効いたドラムス、そして効果的に添えられる電子音やグリッチノイズ…このジャンルとしてはお手本のような作品です。

彼らの作品を唯一無二にしているのはやはりVo.大坪加奈のソフトかつややハスキーな歌声です。
本当に、こういった楽曲を歌うために生まれてきたかのような、そのような声で、聴いていて非常に心地が良い。

もちろん、楽曲の方も質の高いものばかりです。
その名の通りピアノを前面に押し出し、さらに水中に潜るかのようなベースが印象的なオープニングトラック(M-1)、躍動感のあるシューゲイズポップ(M-3)、四つ打ちにのせて様々なフレーズが追憶のように現れては消え、さらにはレイヤーされて倍音を生み出していくシングル(M-5)、コンパクトでありながら70sプログレにおける長尺曲のように爆発するカタルシス(M-9)、そして静かな余韻(M-10)といった楽曲が非常に綺麗に並べられることで、まるでトータルアルバムのようにすら感じられます。

全体としてはとても冷ややかで、少し湿っぽく、それでいて風通しがよく爽やかで、そしてちょっぴりノスタルジック。そんな作品です。あまりこんな言葉使うとオシャレぶってる大学生のようですが、とても「素敵な作品」だと思います。



oror
(2003/06/11)
Spangle call Lilli line

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