"The Elements of King Crimson Tour Japan 2015" 12/19高松公演
我が故郷高松でKing Crimsonを拝める日が来るなんて!
というわけで、昨日King Crimsonの高松サンポートホールでの公演に行ってまいりました。
最初はチケットを抑えるかどうか迷っていたのですが、大学時代に自分が音楽にのめり込む、最も大きな切欠となったことや、フリップが現在69歳という高齢で、なおかつ前回の来日から12年も時間が経っていたこともあり、存命中の来日(亡くなった場合にKC自体が解散となる可能性は大きいですし)は今回が最後の可能性もありましたので、意を決して見に行くことにしました。
ライヴそのものは殆ど見に行くことがないのですが(私自身最後のライヴは2010年のFenn O'Berg広島公演ですし)、自分にとってそういった大事な存在であるKing Crimsonが、しかも今いる高松に来てくれる、というのを見逃すのは流石に音楽愛好者としてあるまじき態度だろう、という気持ちもありましたので。
前評判は流石に気になりましたね。
過去の曲大放出のセットリストも勿論気を引きましたが、何よりも気になったのは今回の編成の目玉であるトリプルドラムの出来です。
90年代のダブルトリオ期のツインドラムが、かなり面白い試みではあったものの、それをものにする前に活動が休止してしまったこともありましたし、また、今年初頭に発表された前哨戦的なライヴ・アルバム"Live At The Orpheum"でもドラム3台の意義が感じられるような録音ではなかったように思えてましたので、正直な処期待は1/4ぐらいで、残り3/4は不安を感じずにはいれませんでした。
そして迎えた当日。
17時開場でしたが、開場後~終演後は物販が混むという話も耳にしていましたので、15時過ぎには街中に入り、15時30分過ぎには開場に到着。
ちょうど先行物販が始まったところで、トートバック(1,500円)とツアープログラム(2,500円)を購入しました。
Tシャツは…REDのやつはなんとか普段着も出来そうなデザインでしたが、宮殿Tや戦慄Tは棚の肥やしor寝間着で徐々にボロボロに、という未来が見えたので、今回は見送りました。
(現に06年のサマソニで買ったTOOLのTシャツは最早ボロボロ…一度嫁に捨ててよいか聞かれましたが、想い出にとっています 汗)
その後早目の夕食をとり、16時45分頃には並んで17時ちょうどに入場。
場内は撮影禁止のため、セットを撮影したりはできませんでしたが、幸い7列目という良席をGETできましたので、開演までステージの配置を席から色々と見てました。
客層はやはり50歳代以上の方・男性が多めでしたね。プログレですので(笑)
私自身30歳ということでそれほど若いわけではありませんが、それでも会場内では若い方な感じでした。ちょうど前の席に、親子で来たと思しき父親と息子のペアがいらっしゃいまして、息子さんの将来を期待/心配したりもしました(笑)
やや機材のチェックが押し、開演したのは18時10分過ぎ頃だったかと思います。
ここからはとにかく感無量のライヴでした。
まずはパット・マステロットとビル・リーフリンが、パッドを使ってのパーカッション(ジェイミー・ミューア風)を鳴らし始めました。
徐々にムビラというかガムランというかなあの音が聴こえてきはじめ、始まったのはなんと'Larks' Tongues In Aspic, Part 1'(『太陽と戦慄パート1』)!
今回の日本公演では、大体の日で演奏はされつつも冒頭からは外される率が高かったようなので、聴くことさえできれば御の字かと思ってましたが、これが最初に聴けるなんて!と感動のボルテージはこの時点ですでにMAX。
学生時代(今もですが)、パート2よりも好きだったこの曲。当時はちょうど詐欺師箱が廃盤状態であり、また70年代当時早々にセットリストから消えたことで録音が少ないこともあり、ライヴverを公式で聴くことが出来ずに悶々としておりましたが、まさか最初で最後(であろう)の生クリムゾンの1曲目がこれなんて、我が人生に一片の悔いなしですほんと。
途中のソロではメル・コリンズがクラシックなどの曲を引用する中にさり気なく'君が代'を織り交ぜるという日本ファン向けのサービスもあり顔がほころびました。
静と動の巧みな対比と、スタジオ盤でも充満していた呪術性がたまらない、素晴らしいオープニングでした。
感動の一曲目から引き続き始まったのは'Pictures of A City'(冷たい街の情景)
'21st Century Schizoid Man'の二番煎じ(実際過去のメンバーに'Schizoid II'なんて呼ばれてたりもする)と見られることの多い楽曲ではありますが、結構21馬鹿に比べリズム重視な側面の強い楽曲だと思うんですよね。
そういう意味で21馬鹿よりも今回の編成が似合う楽曲ではないかと思っていたのですが、まさにその通り万華鏡のように変化するテンポと三者三様のドラミング、そして三人揃ってのブレイクなど、トリプルドラムの醍醐味がこれでもかと味わえる楽曲へと進化していたように思います。
'Live At The Orpheum'で不安を感じていたジャッコ・ジャクツィク(発音がイマイチ分からぬ)の歌声もずっと太くて通りが良く、随分と印象が変わりましたね。
そこから先もずっと感動しっぱなしでしたが、東京大阪と違い高松での公演はこの1日のみということもあってか、全体的にこの日本ツアーの美味しいところをとったような選曲でした。
新曲やKCプロジェクトの'Scarcity of Miracles'も非常に素晴らしく、ただの懐メロバンドではなかったのも後追いファンとしては非常に嬉しかったです。
前者の中では'Level Five'の変奏曲のような'Meltdown'組曲(その後実際に'Level Five'につながる)がとてもかっこよかったです。後者はニューエイジ×フュージョン風な歌ものでしたが、ライヴマジックでとてもよく聴こえました(笑)
個人的には今回のセットリストの中で是非にも聴きたかった曲の一つである'ConstruKction of Light'も素晴らしかった。
トリプルドラム編成がここでも活かされており、トニー・レヴィンのベースとの四者で織りなすポリリズミックなグルーヴが非常に心地よかったです。これ、ダブルトリオ当時にやれてたら面白かったのかも。
'Red'の途中ではちょっとしたハプニングが。
おそらく密録してたと思しき1列目の観客がスタッフに連れられて退場措置(汗)
録りたい気持ちは分かるけど、せめてバレないようにやってよね…
(帰りに塾帰りの弟を拾ったのですが、「Redっていう曲でレッドカードくらってるやついたわーw」と言うと「しょーもな」と一刀両断されました 笑)
本編ラストはまるでスパートするかのように"太陽と戦慄"B面メドレーから名曲'Starless'という鬼の選曲。
'Easy Money'はまたしてもトリプルドラムの編成が存分に活きた演奏で、ソロも気持ち長め。ジャッコの声も良かったです。
'The Talking Drum'では、以前挙げられた動画でも見られた、トニーの謎の指サック(?)によるパーカッシヴなベースプレイが堪能出来ました。指弾きでアタック音を強調するための道具かな、あれ?(原曲のウェットンはピック弾きだったはずですからね)
'Larks' Tongues In Aspic, Part 2'は原曲よりほんの少しテンポを落とした感じで、後半で(おそらくメルがいるために)ちょっとだけアレンジ変えてきてました。
ラストの'Starless'のメロトロン(シンセ)が入った瞬間はやはり鳥肌が立ちましたね。
聴く者に有無を言わせない、名曲の風格が全てにおいて漂ってました。ラストのドラムは、70年代当時に比べるとずっしりヘヴィなアレンジで、"Live At The Orpheum"でも聴けたものとほぼ同じでしたが、これはこれでありだと思います。
そして一旦終幕。
トニーがカメラを出したので急いでスマホを構えましたが、スマホのシャッタースピードが遅いのをすっかり忘れててブレブレの写真しか撮れず、2枚ほどで諦めました(笑)
アンコールは皆の期待に応えて(笑)The Court Of The Crimson King'と'21st Century Schizoid Man'の二大名曲で〆。
21馬鹿ではフリップ⇒メル⇒ハリソンというソロ回しで、特にハリソンのドラミングが凄まじかったです。(リーフリン以外のメンバー皆がニコニコしながら見守ってました 笑)
全部でおおよそ2時間程度のプログラムでしたが、本当にあっという間でした。
演奏は勿論、メンバー全員がお互いの演奏を楽しむ余裕もあるような雰囲気で、ただ過去曲の再現となってないのは流石といったところ。
そして繰り返し言いますが、トリプルドラムは物凄かったです。CDでは凄さの1/10も再現出来てないと思います。(5.1chとかだと違うのかしら…?)
とにかく満足度の高いライヴで、最初で最後のクリムゾンが今回で本当に良かったと思います。
願わくば、今回の日本ツアーの音源CD化されないかな、と思っていますが、まぁフリップのことなのでそのうちDGMで全公演DL販売するでしょ(笑)
後は残すところ千秋楽の12/21名古屋公演となりましたが、今からでも遅くないので行ける人は是非。
KCが好きなら、行っとかないと損します。間違いなく。
以上、拙いですがライヴレポとさせていただきます。
キング・クリムゾン・フォーエヴァー!(笑)
[2015/12/21追記]
2日経ってようやく自分の記憶と合致するセットリストが出てきたのでコピペしておきます。
微妙に記憶違いがあるかもですけど、概ね間違いないはず。
個人的に印象の強かった楽曲を太字にしておきます。
01. Walk On: Monk Morph Chamber Music
02. Larks' Tongues in Aspic, Part One (Mel Collins plays Kimigayo on flute solo)
03. Pictures of a City
04. Peace - An End (Jakko Jakszyk sings 1st verse in Japanese lyric)
05. Radical Action (To Unseat the Hold of Monkey Mind) I
06. Meltdown
07. Radical Action (To Unseat the Hold of Monkey Mind) II
08. Level Five
09. Epitaph
10. Hell Hounds of Krim
11. The ConstruKction of Light
12. A Scarcity of Miracles (Jakszyk, Fripp and Collins cover)
13. Red
14. Banshee Legs Bell Hassle
15. Easy Money
16. The Talking Drum
17. Larks' Tongues in Aspic, Part Two
18. Starless
Encore:
19. The Court of the Crimson King
20. 21st Century Schizoid Man
名古屋公演千秋楽も盛況の内終了のようで、本当に喜ばしいことだと思います。
ありがとうクリムゾン、ありがとうフリップ!
というわけで、昨日King Crimsonの高松サンポートホールでの公演に行ってまいりました。
最初はチケットを抑えるかどうか迷っていたのですが、大学時代に自分が音楽にのめり込む、最も大きな切欠となったことや、フリップが現在69歳という高齢で、なおかつ前回の来日から12年も時間が経っていたこともあり、存命中の来日(亡くなった場合にKC自体が解散となる可能性は大きいですし)は今回が最後の可能性もありましたので、意を決して見に行くことにしました。
ライヴそのものは殆ど見に行くことがないのですが(私自身最後のライヴは2010年のFenn O'Berg広島公演ですし)、自分にとってそういった大事な存在であるKing Crimsonが、しかも今いる高松に来てくれる、というのを見逃すのは流石に音楽愛好者としてあるまじき態度だろう、という気持ちもありましたので。
前評判は流石に気になりましたね。
過去の曲大放出のセットリストも勿論気を引きましたが、何よりも気になったのは今回の編成の目玉であるトリプルドラムの出来です。
90年代のダブルトリオ期のツインドラムが、かなり面白い試みではあったものの、それをものにする前に活動が休止してしまったこともありましたし、また、今年初頭に発表された前哨戦的なライヴ・アルバム"Live At The Orpheum"でもドラム3台の意義が感じられるような録音ではなかったように思えてましたので、正直な処期待は1/4ぐらいで、残り3/4は不安を感じずにはいれませんでした。
そして迎えた当日。
17時開場でしたが、開場後~終演後は物販が混むという話も耳にしていましたので、15時過ぎには街中に入り、15時30分過ぎには開場に到着。
ちょうど先行物販が始まったところで、トートバック(1,500円)とツアープログラム(2,500円)を購入しました。
Tシャツは…REDのやつはなんとか普段着も出来そうなデザインでしたが、宮殿Tや戦慄Tは棚の肥やしor寝間着で徐々にボロボロに、という未来が見えたので、今回は見送りました。
(現に06年のサマソニで買ったTOOLのTシャツは最早ボロボロ…一度嫁に捨ててよいか聞かれましたが、想い出にとっています 汗)
その後早目の夕食をとり、16時45分頃には並んで17時ちょうどに入場。
場内は撮影禁止のため、セットを撮影したりはできませんでしたが、幸い7列目という良席をGETできましたので、開演までステージの配置を席から色々と見てました。
客層はやはり50歳代以上の方・男性が多めでしたね。プログレですので(笑)
私自身30歳ということでそれほど若いわけではありませんが、それでも会場内では若い方な感じでした。ちょうど前の席に、親子で来たと思しき父親と息子のペアがいらっしゃいまして、息子さんの将来を期待/心配したりもしました(笑)
やや機材のチェックが押し、開演したのは18時10分過ぎ頃だったかと思います。
ここからはとにかく感無量のライヴでした。
まずはパット・マステロットとビル・リーフリンが、パッドを使ってのパーカッション(ジェイミー・ミューア風)を鳴らし始めました。
徐々にムビラというかガムランというかなあの音が聴こえてきはじめ、始まったのはなんと'Larks' Tongues In Aspic, Part 1'(『太陽と戦慄パート1』)!
今回の日本公演では、大体の日で演奏はされつつも冒頭からは外される率が高かったようなので、聴くことさえできれば御の字かと思ってましたが、これが最初に聴けるなんて!と感動のボルテージはこの時点ですでにMAX。
学生時代(今もですが)、パート2よりも好きだったこの曲。当時はちょうど詐欺師箱が廃盤状態であり、また70年代当時早々にセットリストから消えたことで録音が少ないこともあり、ライヴverを公式で聴くことが出来ずに悶々としておりましたが、まさか最初で最後(であろう)の生クリムゾンの1曲目がこれなんて、我が人生に一片の悔いなしですほんと。
途中のソロではメル・コリンズがクラシックなどの曲を引用する中にさり気なく'君が代'を織り交ぜるという日本ファン向けのサービスもあり顔がほころびました。
静と動の巧みな対比と、スタジオ盤でも充満していた呪術性がたまらない、素晴らしいオープニングでした。
感動の一曲目から引き続き始まったのは'Pictures of A City'(冷たい街の情景)
'21st Century Schizoid Man'の二番煎じ(実際過去のメンバーに'Schizoid II'なんて呼ばれてたりもする)と見られることの多い楽曲ではありますが、結構21馬鹿に比べリズム重視な側面の強い楽曲だと思うんですよね。
そういう意味で21馬鹿よりも今回の編成が似合う楽曲ではないかと思っていたのですが、まさにその通り万華鏡のように変化するテンポと三者三様のドラミング、そして三人揃ってのブレイクなど、トリプルドラムの醍醐味がこれでもかと味わえる楽曲へと進化していたように思います。
'Live At The Orpheum'で不安を感じていたジャッコ・ジャクツィク(発音がイマイチ分からぬ)の歌声もずっと太くて通りが良く、随分と印象が変わりましたね。
そこから先もずっと感動しっぱなしでしたが、東京大阪と違い高松での公演はこの1日のみということもあってか、全体的にこの日本ツアーの美味しいところをとったような選曲でした。
新曲やKCプロジェクトの'Scarcity of Miracles'も非常に素晴らしく、ただの懐メロバンドではなかったのも後追いファンとしては非常に嬉しかったです。
前者の中では'Level Five'の変奏曲のような'Meltdown'組曲(その後実際に'Level Five'につながる)がとてもかっこよかったです。後者はニューエイジ×フュージョン風な歌ものでしたが、ライヴマジックでとてもよく聴こえました(笑)
個人的には今回のセットリストの中で是非にも聴きたかった曲の一つである'ConstruKction of Light'も素晴らしかった。
トリプルドラム編成がここでも活かされており、トニー・レヴィンのベースとの四者で織りなすポリリズミックなグルーヴが非常に心地よかったです。これ、ダブルトリオ当時にやれてたら面白かったのかも。
'Red'の途中ではちょっとしたハプニングが。
おそらく密録してたと思しき1列目の観客がスタッフに連れられて退場措置(汗)
録りたい気持ちは分かるけど、せめてバレないようにやってよね…
(帰りに塾帰りの弟を拾ったのですが、「Redっていう曲でレッドカードくらってるやついたわーw」と言うと「しょーもな」と一刀両断されました 笑)
本編ラストはまるでスパートするかのように"太陽と戦慄"B面メドレーから名曲'Starless'という鬼の選曲。
'Easy Money'はまたしてもトリプルドラムの編成が存分に活きた演奏で、ソロも気持ち長め。ジャッコの声も良かったです。
'The Talking Drum'では、以前挙げられた動画でも見られた、トニーの謎の指サック(?)によるパーカッシヴなベースプレイが堪能出来ました。指弾きでアタック音を強調するための道具かな、あれ?(原曲のウェットンはピック弾きだったはずですからね)
'Larks' Tongues In Aspic, Part 2'は原曲よりほんの少しテンポを落とした感じで、後半で(おそらくメルがいるために)ちょっとだけアレンジ変えてきてました。
ラストの'Starless'のメロトロン(シンセ)が入った瞬間はやはり鳥肌が立ちましたね。
聴く者に有無を言わせない、名曲の風格が全てにおいて漂ってました。ラストのドラムは、70年代当時に比べるとずっしりヘヴィなアレンジで、"Live At The Orpheum"でも聴けたものとほぼ同じでしたが、これはこれでありだと思います。
そして一旦終幕。
トニーがカメラを出したので急いでスマホを構えましたが、スマホのシャッタースピードが遅いのをすっかり忘れててブレブレの写真しか撮れず、2枚ほどで諦めました(笑)
アンコールは皆の期待に応えて(笑)The Court Of The Crimson King'と'21st Century Schizoid Man'の二大名曲で〆。
21馬鹿ではフリップ⇒メル⇒ハリソンというソロ回しで、特にハリソンのドラミングが凄まじかったです。(リーフリン以外のメンバー皆がニコニコしながら見守ってました 笑)
全部でおおよそ2時間程度のプログラムでしたが、本当にあっという間でした。
演奏は勿論、メンバー全員がお互いの演奏を楽しむ余裕もあるような雰囲気で、ただ過去曲の再現となってないのは流石といったところ。
そして繰り返し言いますが、トリプルドラムは物凄かったです。CDでは凄さの1/10も再現出来てないと思います。(5.1chとかだと違うのかしら…?)
とにかく満足度の高いライヴで、最初で最後のクリムゾンが今回で本当に良かったと思います。
願わくば、今回の日本ツアーの音源CD化されないかな、と思っていますが、まぁフリップのことなのでそのうちDGMで全公演DL販売するでしょ(笑)
後は残すところ千秋楽の12/21名古屋公演となりましたが、今からでも遅くないので行ける人は是非。
KCが好きなら、行っとかないと損します。間違いなく。
以上、拙いですがライヴレポとさせていただきます。
キング・クリムゾン・フォーエヴァー!(笑)
[2015/12/21追記]
2日経ってようやく自分の記憶と合致するセットリストが出てきたのでコピペしておきます。
微妙に記憶違いがあるかもですけど、概ね間違いないはず。
個人的に印象の強かった楽曲を太字にしておきます。
01. Walk On: Monk Morph Chamber Music
02. Larks' Tongues in Aspic, Part One (Mel Collins plays Kimigayo on flute solo)
03. Pictures of a City
04. Peace - An End (Jakko Jakszyk sings 1st verse in Japanese lyric)
05. Radical Action (To Unseat the Hold of Monkey Mind) I
06. Meltdown
07. Radical Action (To Unseat the Hold of Monkey Mind) II
08. Level Five
09. Epitaph
10. Hell Hounds of Krim
11. The ConstruKction of Light
12. A Scarcity of Miracles (Jakszyk, Fripp and Collins cover)
13. Red
14. Banshee Legs Bell Hassle
15. Easy Money
16. The Talking Drum
17. Larks' Tongues in Aspic, Part Two
18. Starless
Encore:
19. The Court of the Crimson King
20. 21st Century Schizoid Man
名古屋公演千秋楽も盛況の内終了のようで、本当に喜ばしいことだと思います。
ありがとうクリムゾン、ありがとうフリップ!
スポンサーサイト
コメントの投稿
繧オ繝ウ繝昴?繝医?繝ャ繝昴?繝医〒縺吶?b
こんにちは。宜しくお願い致します。
私もあの日、楽しみました。何曲目だったか、左側のスピーカー横の暗い所に外人スタッフがいて、「あんな所で何してるんだろう?」と思っていたら、もう1人現れ、客席を指差して何か話していました。
しばらくすると、日本人スタッフが最前列の客に話しかけたかと思うと、直後に外人スタッフが客の腕を引っ張って横のドアに消えました。
どうやら盗録だったようです。
演奏は素晴らしかったですね。ドラムの振り分けと言うか、単なるドラム合戦ではなく、複雑なポリリズムの妙には驚きました。「太陽と戦慄パートⅡ」は以前のようなガシガシと弾くのではなく、余裕でヘヴィーなサウンドを出していたのはとても良かったです。
あの会場にいた観客(強制退場になった人以外)は全員、一生の素晴らしい思い出になったと思います。
私もあの日、楽しみました。何曲目だったか、左側のスピーカー横の暗い所に外人スタッフがいて、「あんな所で何してるんだろう?」と思っていたら、もう1人現れ、客席を指差して何か話していました。
しばらくすると、日本人スタッフが最前列の客に話しかけたかと思うと、直後に外人スタッフが客の腕を引っ張って横のドアに消えました。
どうやら盗録だったようです。
演奏は素晴らしかったですね。ドラムの振り分けと言うか、単なるドラム合戦ではなく、複雑なポリリズムの妙には驚きました。「太陽と戦慄パートⅡ」は以前のようなガシガシと弾くのではなく、余裕でヘヴィーなサウンドを出していたのはとても良かったです。
あの会場にいた観客(強制退場になった人以外)は全員、一生の素晴らしい思い出になったと思います。
Re: 繧オ繝ウ繝昴?繝医?繝ャ繝昴?繝医〒縺吶?b
> Logさん
こんばんは。
やっぱ密録だったんですね。折角の公演なんだから自分の耳で楽しめばいいのに、とは思いますが録りたい気持ちも分からないではないので、せめてバレないようにやってほしかったですね…
大阪2日目の方がアグレッシヴだったという話も聞きますが、高松だって文句のつけようもない素晴らしい演奏だったと思います。
トリプルドラムのアレンジはギャビン・ハリソンが行ったみたいですが、原曲の良さを損なわず、それでいて現代的な(ビートミュージック的な)快楽も感じさせる好アレンジでしたし、『冷たい街の情景』なんかは今回のツアーで良さを再発見した人も多かったのではないかという気がします。
フリップは流石に年齢もあってか全盛期の音源で聴けるレヴェルのキレはなかったように思いますが、それでもワキワキ指が動いてて、よくここまで弾けるなーと感動しました。
ジャッコが結構歌にギターに奮闘して、フリップのサポートに努めているような感じもしました。
もしまた来日してくれることがあれば絶対見に行きたいです!
こんばんは。
やっぱ密録だったんですね。折角の公演なんだから自分の耳で楽しめばいいのに、とは思いますが録りたい気持ちも分からないではないので、せめてバレないようにやってほしかったですね…
大阪2日目の方がアグレッシヴだったという話も聞きますが、高松だって文句のつけようもない素晴らしい演奏だったと思います。
トリプルドラムのアレンジはギャビン・ハリソンが行ったみたいですが、原曲の良さを損なわず、それでいて現代的な(ビートミュージック的な)快楽も感じさせる好アレンジでしたし、『冷たい街の情景』なんかは今回のツアーで良さを再発見した人も多かったのではないかという気がします。
フリップは流石に年齢もあってか全盛期の音源で聴けるレヴェルのキレはなかったように思いますが、それでもワキワキ指が動いてて、よくここまで弾けるなーと感動しました。
ジャッコが結構歌にギターに奮闘して、フリップのサポートに努めているような感じもしました。
もしまた来日してくれることがあれば絶対見に行きたいです!
極めて良質な音楽
ああいった大ホールで大音量の音楽を聴くのは久しぶりだったのですが、最近の音響技術は進化していますね。さほど大きくないスピーカーなのに、非常に美しく滑らかな音質でした。
改めてメル・コリンズのファンになりました。ジャズのサックスよりずっといいですよ。クリムゾンなら一番いいが、それ以外でもプロジェクトとか変則ユニットなんかで再び高松に来てほしいですね。
改めてメル・コリンズのファンになりました。ジャズのサックスよりずっといいですよ。クリムゾンなら一番いいが、それ以外でもプロジェクトとか変則ユニットなんかで再び高松に来てほしいですね。