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Funkadelic "Let's Take it to the Stage"

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Artist: Funkadelic
Album: "Let's Take it to the Stage"
Label: Westbound
Year: 1975

Tracklist
01. Good to Your Earhole (4:30)
02. Better by the Pound (2:40)
03. Be My Beach (2:35)
04. No Head, No Backstage Pass (2:36)
05. Let's Take it to the Stage (3:32)
06. Get off Your Ass and Jam (2:00)
07. Baby I Owe You Something Good (5:43)
08. Stuffs and Things (2:11)
09. The Song is Familiar (3:05)
10. Atmosphere (7:05)


ジョージ・クリントン率いる乱痴気ファンク集団P-FUNKの片割れであるFunkadelicの7th。
1stから所属してきたWestboundでの最終作です。(この後未発表曲集が出ることにはなりますが)

P-FUNKを構成するのはこのFunkadelic及びParliamentというバンドです。
両バンドはそのメンバーの大部分にかぶりがあり、言ってしまえば「一つのバンドがやる音楽によって名義を変えている」というのが一番近いのではないかと思います。

ファンカがパーラと比べ特徴的なのは、やはりロック志向のサウンドにあります。
勿論、ぐねぐねとうねるファンク・グルーヴがベースには据えられてはいますが、それをコーラス、ブラスやシンセなどで覆い、スペーシー&オペラティックな質感を持たせたパーラと比べると、ファンカはよりダイナミズムに溢れ、泥臭いサウンドを提示し続けてきました。

初期にはサイケデリック・ロックからの影響も色濃く、ディストーション・ノイズや大胆なコラージュを取り入れたカオティックな音を出していました。「ファンカデリック」という名前も「ファンク+サイケデリック」から名付けられたと言われています。
しかし作を重ねるにつれ徐々にその音楽からは贅肉が削ぎ落とされ、ヘヴィにうねる極上のブラック・ロックを形成していったのです。

さらに、この時期のファンカにはマイケル・ハンプトンゲイリー・シャイダーという特徴的なギタリストに加え、ブーツィー・コリンズ(ベース)、バーニー・ウォーレル(シンセ)という華形プレイヤー達が脇を固めており、ブラスが入らない分彼らのバンドサウンドがストレートに楽しめます。
一時脱退していた名ギタリスト エディ・ヘイゼルのギターが一部で聴けるのも嬉しいポイントですね。
また、ブーツィーのジミヘン激似の語りが聴ける3曲目や、バーニーのシンセ多重録音による音響作品である10曲目など、創意にあふれた作品もあり、クリントンだけでなくバンド全体の創作意欲がピークに達していることがよく分かります。

この後ワーナーに移籍した後の第1作目"Hardcore Jollies"ではまだファンカはファンカらしい音楽をやっていましたが、その次作"One Nation Under the Groove"(78年)あたりからその音楽性はParliamentと曖昧になってきます。
"One Nation..."の持つグルーブ感には確かに素晴らしいものがありますが、その音楽は開放的であると同時にどこか肩の力が抜けた、ゆったりとした「余裕」のようなものを感じるのもまた事実です。
そういう部分から見れば、75年に発表されたこの"Let's Take it to the Stage"こそがファンカの音の集大成と言えるのではないかと思います。






Let's Take ItLet's Take It
(2005/04/26)
FUNKA

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