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Joan of Arc "Live in Chicago, 1999"

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Artist: Joan of Arc
Album: "Live in Chicago, 1999"
Label: Jade Tree
Year: 1999


Tracklist
01. It's Easier To Drink On An Empty Stomach Than Eat On A Broken Heart (4:58)
02. Who's Afraid Of Elizabeth Taylor? (6:27)
03. If It Feels / Good, Do It (5:05)
04. Live in Chicago, 1999 (2:11)
05. (I'm 5 Senses) None Of Them Common (3:48)
06. Me (Plural) (5:04)
07. I'm Certainly Not Pleased With My Options For The Future (0:37)
08. When The Parish School Dismisses And The Children Running Sing (3:52)
09. Thanks For Chicago, Mr. James (written by Scott Walker) (2:25)
10. (In Fact I'm) Pioneering New Emotions (2:58)
11. Better De'd Than Read (3:15)
12. Sympathy For The Rolling Stones (6:34)
13. All Until The Greens Reveal Themselves At Dawn (3:10)


ティム・キンセラ率いるUSの脱臼・ロック・バンド(?)Joan of Arcの3rdアルバム。
"Live"という言葉を冠しているものの、ライヴではなく真っ当なスタジオ作品です(笑)
2ndアルバム"How Memory Works"にて、ポスト・ハードコア/インディ・ロックの基本形を提示したJOAでしたが、いつまでもその領域に留まることなく、今作では全く違った方向性を打ち出しています。

もともとJOA(というかティム・キンセラ)の音楽性の根底には、強烈な分裂傾向があります。
アコースティック・ギターを酔いどれたように爪弾いたかと思えば、突如として意味不明なノイズや叫び声を挿入してみたり、美しいオーケストレーションで楽曲を彩ったかと思えば、楽曲そのものをゆらゆらとした音響の中に沈めてみたり…
思いつくままに継ぎ接ぎしたかのような楽曲群は、リスナーの心にざわざわとした違和感を常に残しますが、それと同時にたとえようもない純粋さを感じさせるのです。

それこそがティム・キンセラの真骨頂であり、それが最も理想的な形で体現されたのは、次作"The Gap"であると思いますが、今作はそのプロト・タイプとして、荒削りでありながらも"The Gap"とは違う輝きを放っています。

アルバムはフィードバック・ノイズによる弾き語り(?)から始まります。
アコースティック・ギターの透徹としたアルペジオやノスタルジックなブラス、トライバルなドラムとぼそぼそとした呟きのコラージュ、やドリーミーなシンセの単音などが描く音像は、楽曲ごとにめまぐるしくその様子を変化させます。
楽曲のつながりもシームレスというよりは突如とした転換が多く、我々の耳もあっちへ引っ張られたりこっちへ引っ張られたりとせわしないのですが、それがむしろ心地よい。

"The Gap"では音響のパラノイアックな重なりが描き出していた「真っ白な世界」を今作は各楽曲のつながりで生み出そうとしているような感触を受けます。
”The Gap"と合わせ未だに謎が多く、そして何度聴いても新たな発見のあるアルバムです。ポスト・ロック好きでコレと"The Gap"を聴いていない人間は信用しません(笑)






Live in Chicago 1999Live in Chicago 1999
(1999/05/25)
Joan Of Arc

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