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高橋悠治 "サティ:ピアノ作品集-1"

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Artist: 高橋悠治
Album: "サティ:ピアノ作品集-1"
Label: コロムビアミュージックエンターテイメント
Year: 1976

Tracklist
01-03. ジムノペディ I-II-III (8:14)
04-06. グノシエンヌ I-II-III (7:15)
07. 天国の英雄的な門の前奏曲 (4:22)
08. ジュ・トゥ・ヴゥ(お前が欲しい) (4:38)
09-11. 冷たい小品(逃げだしたくなる歌)I-II-III (6:09)
12-14. 冷たい小品(でたらめなダンス)I-II-III (5:05)
15-19. ノクテュルヌ I-II-III-IV-V (15:39)
20. ラグ・タイム・パラード (1.09)

サティは不思議な音楽家です。
現代のアンビエント音楽にも通じる「家具の音楽」という概念を提唱し、楽曲に聞き入った観客に対して烈火の如く怒りだしたり、'(犬のための)ぶよぶよとした前奏曲'なんて妙な曲名を付けたり、「歯の痛いナイチンゲールのように」なんて意味不明な指示を楽譜に記したり。
そして、最も有名な曲'ジムノペディ'が精神病院の待合室でBGMとして使われていたり。

そう。サティという人はその身なりから行動、そして勿論その楽曲に到るまで、同時代は勿論音楽史を見渡しても似たような音楽家を見つけることができません。

後にマイルス・デイヴィスもジャズに取り込んだ教会旋法(モード)を復権させ、対位法を放棄したとされる彼の音楽には調性というものは存在しません。しかし、では後期シェーンベルクやヴェーベルンの作品のように無調か、というと感覚的にはそうは思えません。
不思議な心地良さを醸しながら、しかし喜怒哀楽のどのような感情にもよることがなく、淡々と進行しながら、永遠に停滞し続けるのです。

高橋悠治の演奏はその特徴を非常に巧く捉えています。
感情のない機械のように淡々と紡がれる音は軽やかでありながら落ち着いた、というよりはまとわりつくかのような湿気も感じさせます。しかし、気持ちが悪いかというとそうではなく、なぜだか涙がこみ上げてくるのです。
サティの楽曲を取り扱った作品としてはもっと有名な作品はありますが、個人的にはコレがベスト。"ピアノ作品集-2""ピアノ作品集-3"も是非ご一緒に。



サティ:ピアノ作品集1サティ:ピアノ作品集1
(2010/09/22)
高橋悠治

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