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Metallica "Metallica"

metallica.jpg


Artist: Metallica
Album: "Metallica"
Label: Elektra/Vertigo
Year: 1991

Tracklist
01. Enter Sandman (5:31)
02. Sad but True (5:24)
03. Holier Than Thou (3:47)
04. The Unforgiven (6:26)
05. Wherever I May Roam (6:44)
06. Don't Tread on Me (4:00)
07. Through the Never (4:04)
08. Nothing Else Matters (6:28)
09. Of Wolf and Man (4:16)
10. The God That Failed (5:08)
11. My Friend of Misery (6:48)
12. The Struggle Within (3:55)


HR/HM界において知らないものはいない、押しも押されぬビッグ・バンドMetallicaの5thアルバム。
その黒一色のアートワーク(ぼんやりとバンドロゴととぐろを巻いた蛇がプリントされています)から『ブラック・アルバム』と呼ばれることもある作品です。

Metallica、というと多くの人が初期のスラッシーな作品群を思い浮かべるのではないでしょうか。
特に3rdアルバム"Master of Puppetsはスラッシュ・メタル界における金字塔的作品であり、極端な速さでザクザクと刻まれるリフと、一癖も二癖もあるプログレッシヴな楽曲展開により傑作の地位を得ています。

ベーシスト クリフ・バートンの死と、4thアルバム"... And Justice for All"を通過し、90年代最初の作品となった本アルバムは、未だにファンの間で「ブラック・アルバム以前」と「以後」という形でMetallicaを語らせるほどの問題作であると言えます。

冒頭の'Enter Sandman'が始まった瞬間から、これまでとは違う作品であることは誰もが察するはずです。
妖しげな導入から、一気に重圧感のあるもったりとしたリフが刻まれるその様には以前のMetallicaを感じることはできません。
グランジやオルタナティヴ・ロック、そしてストーナー・ロックまで、90年代に花開いた様々なヘヴィ・ロック(いわゆるモダン・ヘヴィネス)の基本となるようなスタイルが突如として確立されているのです。
うねるギターリフとベースラインは非常に酩酊的ですが、力強く、シンプルにパルスを発生させるドラムスと組み合わさることで楽曲を強烈にドライヴさせます。

そして、あまり語られることがない気もしますが、彼ら独特のメロディセンスも今まで以上に際立っているように思います。
'The Unforgiven'の美しく物悲しいメロディも秀逸ですが、'Sad but True'のどうも消化不良感のある煮え切らないメロディは、アルバムの重苦しい雰囲気にはコレ以上ないほどにマッチしており、とてもダークな感触を与えることに成功しています。
アラビックな旋律など、サイケデリックな要素も散見できますが、このドライヴ感が全てを圧し潰し、まさにジャケット通りの「黒一色」に染め上げています。

今までの彼らの作風からすれば突然変異とすら言えるほどの変化ですが、「ヘヴィ・ミュージック」としては実に正当な進化だと思います。
彼らの故郷L.A.で80年代に花開いたL.A.メタルにおけるロックンロール志向を(90年代当時の)現代的な感覚で再構築した、モダン・ロックンロール作品と位置づけることもできそうですね。

HR/HMというジャンルにはまだまだ偏見が多い気がしますが、そういう色眼鏡抜きに、様々な方に聴いてみてほしい作品ですね。






METALLICAMETALLICA
(1991/08/29)
メタリカ

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メタリカ

実はこのアルバムからメタリカを聴かなくなりました。
後追いで聴いてますが。

Re: メタリカ

>>シャアさん
はじめまして。
そういうファン、多いでしょうね。気持ちは分かりますが…
私はコレと2ndをほぼ同時期くらいに聴いたので、
どちらもわりとすんなり受け入れることができたように思います。
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