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飛頭 "crumbling steeple"

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Artist: 飛頭
Album: "crumbling steeple"
Label: East Works Entertainment
Year: 2006

Tracklist
01. midnight office (15:44)
02. abstract flowers (9:13)
03. crumbling steeple (17:09)
04. time remembered (18:47)
05. 夜の東京放射16号 (10:13)

日本の企画ジャズバンド飛頭(とびあたま)の唯一作。
詳細もそこまで分からないのですが、アルト・サックスのミドリトモヒデとベースの菊池雅晃による双頭ユニットとして始まったのが最初のようです。

ジャズはジャズなのですが、最早コンテンポラリーとかそういうのを飛び越えてしまってます。
一聴して気付くのはドラム。ジャズといえばシャッフルリズムでしょうが、この作品ではそんなドラム殆ど聴けません。キッチリスクウェアなリズムが無機質に刻まれます。エレクトロニクスも大々的に導入されており音響的なアプローチも多々見られます。

そしてさらに特徴的なのはポスト・プロダクション。かなりダブ的な編集がなされていて、全体的にはとてもスモーキーで都会的な雰囲気が漂っております。即興なども行われますが、全体的に見て「ジャズ」を解体しようとしているかのように思えます。70年代後半にロックを解体しようとしたポスト・パンクの作品群と似た匂いを感じるのです…なんて言うと言い過ぎでしょうか?

ジャズの発展史を見ると、どちらかというと和声が重視されてきたように思います。この作品ではリズムやポスト・プロダクション方面からのアプローチがなされていると言えるでしょう。これらに手を入れた人物といえばマイルス・デイヴィスが一番に挙げられると思いますが、彼らの手法はマイルスとはちょっと方向が違いますね。

どの曲も良い出来ですが特に四曲目の'time remembered'は素晴らしいの一言。
ビル・エヴァンスのカヴァーなのですが、このバンドが如何にジャズの解体・再構築を行ったかが良く分かる好カヴァーです。



Crumbling steepleCrumbling steeple
(2006/03/10)
飛頭

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