Steve Hauschildt "Sequitur"

sequitur.jpg


Artist: Steve Hauschildt
Album: "Sequitur"
Label: Kranky
Year: 2012


Tracklist
01. Interconnected (5:12)
02. Accelerated Yearning (3:53)
03. Constant Reminders (4:56)
04. Sequitur (4:30)
05. Mixed Messages (5:06)
06. Vegas Mode (4:20)
07. Kept (5:01)
08. Steep Decline (5:29)


以前紹介したEmeraldsシンセ・チームの片翼、スティーヴ・ハウシルトの2ndアルバムが、昨年Krankyよりリリースされました。
1stを未だ聴いていない段階なので音楽性の変化については言及しかねますが、Emeralds名義での近作"Just to Feel Anything"とも共鳴するようなシンセ・ポップ/アンビエント作品です。

1960年代から現在に至るまでの、約20種類もの電子楽器(と声)を使用したという今作は、見事なまでにシンセ・ポップの歩みを総括し、貫くような快作となっているように思います。
現代的なシンセ・ドローンはもちろんのこと、コンラッド・シュニッツラーなどのジャーマン電子音楽勢も想起させるようなオーセンティックな痙攣サウンドや、"Just to Feel Anything"でも使用されていたデトロイト・テクノ的なリズムトラック、ダブ的な残響など、様々な時代のシンセ・ポップのモチーフを取り入れつつ、まるで「エレクトロニカにおけるAOR」とでも言いたくなるようにスムースかつスマートな作品に仕上げています。

リズム・トラックの主張が強い前半から、徐々にドローンやシンセ・サウンドによる重層的な響きの連鎖が美しいアンビエンスを孕む後半へと、徐々にこちらの意識を融解させるように進んでいくアルバム構成からは、まるでシンセによるメディテーションのような雰囲気も感じさせますね。
38分と、やや短めに纏められており、聴いた後もなんともいえぬ爽やかな心地よさがあります。
何度も何度も繰り返し聴いて、体に染み込ませていきたい作品です。






SequiturSequitur
(2012/11/18)
Steve Hauschildt

商品詳細を見る
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

vuoy

Author:vuoy
音楽好きです。
情報に間違いなどありましたらコメント欄で結構ですので気軽に連絡ください。
Last.fm
twitter

【注意事項】
まれに、当blogの記事をオークションの商品説明に引用またはURL貼付されているページを見ることがあります。
当blogの記事はあくまで個人の感想であり、ミュージシャン本人以外の利益に供する目的はありませんので、商用目的での無断引用/URL貼付はご遠慮願います。
どうしてもという場合には、twitterなどでご相談いただければ検討しますので何卒ご理解いただきますようよろしくお願いします。

アクセスカウンター
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
vuoy's Profile Page
Twitter
検索フォーム
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
音楽
416位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
洋楽
71位
アクセスランキングを見る>>
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR