The World of Psyche/Acid Music Vol. 14: ザ・モップス 'ブラインド・バード'
一ヶ月半も停滞していましたこのシリーズ。
別にネタが無かったわけではないのですが、忘れてたり、サイケな気分じゃなかったり…というのが続いてなかなか更新できずにおりました。申し訳ありません。
新年最初の日曜ということで復活です!
さて、日本のロックの黎明期に活動したバンド モップスが1967年に発表したシングル"朝まで待てない"のB面曲に収録されていた楽曲'ブラインド・バード'。
ファズによる暴力的な音像と、歌謡曲からの影響を感じさせるドロリとした感覚、虚ろな歌声など、かなりアシッドな雰囲気の強い楽曲ですね。
作詞は駆け出しの頃の阿久悠なのですが、この楽曲に関しては放送禁止用語(め○ら)が使用されているため、次の年である68年に発表された1stアルバム"サイケデリック・サウンド・イン・ジャパン"に収録されたのを最後に、現在に至るまでいかなるベスト/編集盤においても収録されておりません。
…ジャックスの'からっぽの世界'も見事再発されるようになった昨今、これもそろそろ再発してもいいのでは、と思うのですが。
ちなみに、先程「いかなるベスト/編集盤にも~」と申しましたが、それはあくまで国内での話。
実は、海外で発売されているアジアン・サイケ・コンピレーションの中に収録されてたりします。
これと、現在再発されている"サイケデリック・サウンド・イン・ジャパン"を合体させれば、オリジナルの形で聴くことができるわけですね。もちろん、私はそうしてます(笑)
![]() | (2005/09/22) ザ・モップス 商品詳細を見る |
↑"サイケデリック・サウンド・イン・ジャパン"の2005年再発盤。当然ながら'ブラインド・バード'はオミット。
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↑件の'ブラインド・バード'収録の怪しげなコンピ。音質はまぁまぁです。
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