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Nurse With Wound "Insect & Individual Silenced"

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Artist: Nurse With Wound
Album: "Insect & Individual Silinced"
Label: United Dairies
Year: 1981

Tracklist
01. Alvin's Funeral (the milk was delivered in black bottles). (27:18)
02. Absent Old Queen Underfoot (21:12)
03. Mutilés de Guerre (6:53)


スティーヴ・ステイプルトンを中心としたインダストリアル/ドローン・ユニットNurse With Woundの4thアルバム。
…とは言ったものの、実はステイプルトン自身は初期の作品をそれほど快くは思っていないらしく、「NWWの本当の1stは"Homotopy to Marie"(5thアルバム。私は未聴)だ」という旨の発言まで残しているとのことです。

極初期はバンド編成であったこともあってステイプルトンのNWW像とはズレがあるのでしょうか?
まぁその辺りは本人でないと分からないことかとは思います。

しかしながらこの4thアルバム。
NWWがステイプルトンのソロ・ユニットとして軌道に乗りだした頃の作品だとは思うのですが、なんとステイプルトン自身が「あまりに邪悪過ぎてマスターを焼却してしまう」という曰くつきの作品なのです。
どうもドラッグでフラフラのときに勢いに任せてコラージュしたもののようですね。知覚の扉が開いちゃったのでしょうか(笑)

あまりに適当に打ち鳴らされるメタル・パーカッションや、ミックスを間違えたとしか思えない爆音ノイズ、そして虫(一説にはGさん)の羽音にあらん限りの具体音/物音が詰め込まれ、幾度もの断絶と転換を繰り返します。
いくつもの不快な音で構築された楽曲(もはや楽曲と呼んでいいのかどうか…)はただ一所をうろうろと歩きまわり、うろつくかのようにあてもなくあちらこちらを行ったり来たりし、リスナーに「終わり」を感じさせません。
誰も訪れることのない洞窟で一人永遠の責め苦を受けているような嫌~な感覚になること請け合いです…が、不思議とクセになるんだから参ったもの。

そして何よりも、1曲目の中盤ごろで聴けるトラッドのような、レクイエムのような歌声の冷ややかな美しさがたまりませんね。恐怖と狂気スレスレの張り詰めた美しさは、この世で最上のものだと思います。

数年前にCD化(紆余曲折あり盤起こしのリマスターverとのこと)されたものも最早店頭から消えて久しいようですが、刺激的な音の波に溺れたい人は是非入手を。
とりあえずはまだ手に入る1st"Chance Meeting on a Dissecting Table of a Sewing"もお勧めです。






Insect & Individual Silenced
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