The World of Psyche/Acid Music Vol. 7: Grateful Dead "Dark Star"
さて、第7回目。
まだまだ大御所バンドは続きます。本日のバンドはGrateful Deadです。
サンフランシスコ出身で、USの60年代ヒッピー/サイケデリック文化を体現する存在であり、そしてカントリーやブルーグラスなども取り入れた懐の深い音楽性で「アメリカン・ロック=デッド」とまで(私に 笑)言わしめる存在でもあり、そして、長いロック史を見渡してみても右に出るものは殆ど見つからないであろうジャム・バンドであります。
ジャム(即興演奏)とはいっても、デッドのそれは他のバンドのように互いのプレイアビリティーをぶつけあうような熱いものではなく、各楽器が有機的に絡まりながら一つの大きなうねりを形成していくような、独特の感覚を持っています。クスリで頭がぶっ飛び、忘我の果てに行き着いているようであり、逆にどこまでもクールに、醒めたようでもある不思議な質感は、なんともクセになるものがありますね。
まぁ、何が好きって、リーダーのジェリー・ガルシアのギター・トーンが大好きなんですよ。
アーシーで、ブルージーで、でもどこか美しく、そこはかとないオシャレさも漂う不思議なトーン。個人的には、世界一美しいギター・トーンだと思っています。
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