Jean-Pierre Rampal "Famous Flute Music"

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Artist: Jean-Pierre Rampal
Album: "Famous Flute Music"
Label: Warner Music
Year: 1995 (Recorded 1963-1973)

Tracklist
01-03. Bach: Sonata for Flute and Harpsichord in B Minor, BWV 1030 (17:00)
04-07. Handel: Sonata for Flute and HArpsichord in G Minor, Op.1-2 (7:55)
08-10. Mozart: Sonata for Flute in F Major, K.13 (9:17)
11-13. Krumpholtz: Sonata for Flute and Harp in F Major (12:24)
14. Debussy: Syrinx for Flute (2:27)
15-17. Poulenc: Sonata for Flute (11:47)
18. Fauré: Berceuse, Op.16 (3:00)


この世で最も優雅な響きを持つ楽器、というと個人的にはフルートが一番に浮かびます。
ふくよかな、どこかぼんやりとした低音の広がりと、鳥がさえずるように飛翔する高音を聴くたびにとても温かい気持ちにさせてくれる楽器ではないかと思います。

さて、この作品は20世紀を代表するフルート奏者、ジャン=ピエール・ランパルの演奏を集めたコンピレーションです。
バッハからフォーレまで、多様な作曲者がほぼ時代順に並んでおり、タイトル通り有名なフルート楽曲をこれ一枚で聴くことのできる、手頃な作品になっています。

ハープシコード(チェンバロ)やハープも交えながら、堅実な演奏を重ねていっている印象です。
例えばピアノのグレン・グールドのような一風変わった解釈というのは特にないように思えますが、ピアノやヴァイオリン、ブラスなどの華形楽器と比べ、注目されることの少ないフルートという楽器のニュートラルな魅力を存分に知ることができるように思います。

特に耳を惹かれたのはバッハヘンデルといったバロック期の音楽家の作品です。
どちらもハープシコードとの二重奏なのですが、対位法の魅力を存分に秘めた、二つの楽器の絡みが美しいバッハと、フルートの旋律をハープシコードが引きたてるヘンデルという、対照的な作風です。
フルート自体がハープシコード、ひいてはバロック音楽との相性が良く、非常に典雅な響きと美しい旋律は意識を17世紀に飛ばしてくれます。ある意味、アンビエント(笑)

また、邦題にも付けられたドビュッシーのフルート独奏曲'Syrinx'も素晴らしい。
無調の旋律がフルートの独奏により、静謐でありながらもどこか妖しい艶めかしさを持っており、非常に印象深い演奏になっています。

フルートの好きな方は必聴です。
分かりやすい曲が多いので、クラシックの入門にも良いかもしれません。






シランクス~フルート名曲集シランクス~フルート名曲集
(2000/06/21)
ランパル(ジャン=ピエール)

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